どいつすずらん (ドイツ鈴蘭) 

学名  Convallaria majalis var. majalis
日本名  スズラン 
科名(日本名)  キジカクシ科
  日本語別名  ドイツスズラン、タニマノヒメユリ
漢名  鈴蘭(レイラン,línglán) 
科名(漢名)  天門冬(テンモンドウ,tiānméndōng)科
  漢語別名  君影草(jūnyĭngcăo)、草玉鈴(caoyuling)、
英名  Lily-of-the-valley, May lily
  2005/05/09 跡見学園女子大学新座キャンパス

2008/04/29 神代植物公園
2005/06/09 跡見学園女子大学新座キャンパス 2005/10/30 同左
2008/11/19 同上

 スズラン属 Convallaria(鈴蘭屬)について、或はドイツスズランと、スズランの異同について、スズラン属を見よ。
 漢名の鈴蘭・君影草は日本語の輸入。
 『英華大辞典』
(商務印書館,民国)には、Lily-of-the-Valley を野百合花と訳す。
 ヨーロッパ・カフカス・シベリアに分布。
 全草に有毒成分を持つ。
 東京近辺でスズランとして植栽し、或は園芸品店・花屋で流通しているものはドイツスズラン。日本産のスズランはこのあたりでは生育しない、という。
 ヨーロッパでは聖母マリアの花、清らかさの象徴。また五月祭 May Day をスズランの花束で祝い、贈りあう。
 16世紀から広く栽培されるようになったのは、何にでも効く黄金水 aqua aurea と呼ぶ薬の原料として。

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